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ハードなジョギングで気分転換

ジョギングには、気分を変えてくれる効果があります。走っている間は、基本的に何も考えることができません。それがきつければきついジョギングであるほど、余計な考え事をする暇はなくなります。辛いジョギングを終えた後には、きっと自分が前まで何に悩んでいたのか、わからなくなっていることでしょう。目に映る世界も新鮮に思えるはずです。

フォレスト・ガンプのように…

アメリカ映画の傑作、『フォレスト・ガンプ』をご覧になっている方もたくさんいるでしょう。作品の終盤で、主人公のガンプが、恋人が姿を消したことにショックを受けて、ひたすら走り続ける場面があります。野を越え山を越え、ひたすら走っていくわけです。やがて走り終えてアラバマの自宅に戻ってきた彼は、とても晴れやかな顔つきに戻っています。

実際、走ることには辛いことや悲しいことを忘れさせてくれる効果があるそうです。有酸素運動のすべてに言えることですが、体を過酷な状態に置くと、あらゆる感情が吹き飛んでしまいます。走ることに精いっぱいになると、他のすべてがどうでもよく思えます。

限界の、その先へと

気分転換のために走る、というのは、しかしそれほど生易しいことではありません。「これくらいでいいか」と思って適当なところで切り上げても、うまく感情の整理をつけることはできないものです。辛い気持ち、悲しい気持ちを過去にするためには、もっとスピードを上げて、もっと腕を振って、自分の限界のその先へと走っていかなければなりません。

やがて平穏が訪れる

長距離ランナーの中には、限界に挑んで走っているとき、ふと全身が軽くなる一瞬を経験している人も多いそうです。体から疲れが吹き飛び、それまで目を向ける余裕もなかった周りの風景が自分に飛び込んできて、世界と一体になったかのような全能感を味わうとか…。そんなミステリアスな体験ができれば、鬱々とした気分は完全に消えるでしょう。

生きていると、ショッキングなことがたくさんあります。受験・就職の失敗、愛する人との別れ、両親との死別…そんなときには外に出て走り出し、自分を過酷な状況に置いてみましょう。辛さの果てには、きっと全人的な解放と至福の境地が待っているはずです。