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膝や足首のトラブルの種類と基本的な予防対策について

膝や足首 ジョギングで最も痛めやすい部位は膝や足首です。実際にどのような怪我をしやすいのか。トラブルが起きないようにするにはどうしたらいいのか。膝や足首の怪我、その予防についてご紹介します。

ジョギングで痛めやすいのが膝

人間の関節はその構造が複雑で、ちょっとしたことで故障しやすくなっています。特に膝は体重を支える部位であり、過度のトレーニングや老化によって怪我などのトラブルが起きやすくなっているのです。ジョギングをする中で最も気をつけておきたい部位といえるでしょう。

膝の故障で良く起こるのが「変形性膝関節症」と言われるものです。クッションとして役目のある軟骨が何らかの理由ですり減ってしまうことで発生します。膝の骨同士がぶつかりあってしまい、変形や炎症などを起こして痛みが生じます。肥満体型やO脚に多いことから、膝に負担をかけやすい人が変形性膝関節症を発症しやすいと言えそうです。

膝のトラブルの中で怖いのが「靭帯損傷」。事故または激しい運動によって膝に強い力が加わることで起こります。当然、かなり痛みを生じますし、膝を支える靭帯が損傷ないし切れてしまっているので歩くことも困難となります。関節がグラついてしまいますから当分は運動そのものができなくなるでしょう。

足首にも注意しましょう。

膝と同じくらい、ジョギング時に痛めやすい部位が足首です。歩いたり走ったり跳ねたり。スポーツにおける様々な動きの土台となるのがこの部分となります。人体の最も下部にある関節ですから、体重もかなりかかるのでトラブルも起きやくなっています。

足首で起きる故障は捻挫で、種類が2つあります。ひとつは内反捻挫と呼ばれるもので、足を内側にひねってしまうことで起きる症状です。もうひとつは外反捻挫で、内反とは逆に外側に強くひねることで発症します。両者のうちで特に多いのが内反捻挫で、およそ8割が内側にひねってしまっているようです。ただ、重症化しやすいのは外反捻挫となっています。いずれにしても、足首を強くひねらないように気をつけることが大切と言えます。

入念な準備運動・整理運動が大切

膝や足首といった関節は、ジョギングでトラブルになりやすい部位であることがわかりました。では怪我の予防をするためにはどうしたらいいのでしょうか?ジョガーができることとしては入念な準備・整理運動です。あまりに基本的なことではありますが、これを疎かにすると、いとも簡単に怪我をしてしまいます。必ず、しっかりと行うようにしてください。

絶対にやっておきたいのが足首と膝を回してほぐす運動。学生時代、体育の時間にも先生から「しっかり足首回しておけよ」なんて指導があったのではないでしょうか。体を動かす際には関節を回して温めほぐすことが基本となります。

次にやっておきたいのが足の筋を伸ばしておくことです。たとえば太もも、股関節、アキレス腱などのストレッチをしておくようにしましょう。足の筋が固まっていると膝や足首に無駄な負担をかけることになってしまいます。

上半身のストレッチもしっかりやっておきましょう。体幹が集まる腰や肩や腕などもほぐしておくと、体のバランスを崩すことが減ります。結果的に関節に余計な負担がかかりにくくなります。 しっかりと準備・整理運動をして、怪我のないジョギング生活を楽しみましょう。